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外国語脳(外国語が染み込む頭)の作り方 01.初級レベルの音読で外国語回路を構築する

外国語を外国語のまま理解する外国語脳を作る方法は、各言語の初心者用の文法書やテキストを使った音読トレーニングだ。どの言語も初心者が学ぶ単語は約1000語あり、必須単語はほとんどカバーしている。これを土台に自分の仕事に関連する単語を上乗せすればいいのだ。文法は、初心者用教材にはビジネスや日常会話に必要な要素がほぼすべて含まれている。

初心者用教材のいいところは、日本人であれば誰もが一度は聞いたことがある単語があるからだ。音読とは、ただ外国語の文章を声に出して読むことではない。文章をほぼ暗記するまで繰り返して読み、文法や音を頭に染み込ませて、考えなくても外国語が出てくることを目指す練習だ。

そこで書籍教材のレベルが重要になってくる。難しい教材を選んでしまうと、単語の意味や文法が理解できない。そうすると、日本語で意味を考えてしまい、解釈するプロセスが生まれ、外国語を外国語のまま解釈する回路の邪魔をすることになる。

発音も自己流ではネイティブには通用しない。必ずネイティブの発音を教材にし、マンツーマンレッスンもその言語のネイティブ講師から受けるべきだ。外国語を本当に使えるようになるかどうかは、発音にかかってくるといっても過言ではない。

ネイティブの発音を聞き取って、一時停止をしてシャドーイングし、音声に重ねて読み、徐々にレベルを上げながら学んでいく。このとき、発音と同時にリズムも真似するのがポイントになる。

リズムを真似するうちに強調すべき単語や切るべきところが何となくわかってくる。これは文章のポイントを見抜く力がついてくるためだ。外国語文の意味をすばやく解釈する大きな手助けになるだろう。

音読の練習は、正しい順序を踏むことが大切になる。最初は文章を見ずに、ネイティブの発音を聞いてみる。読めばわかる文章でも、自然なネイティブの言語で聞くと聞き取れないことがある。これを実感することが大事なのだ。

この方法は聞き取るとするモチベーションにもなり、自分の実力を客観的に知ることができる。そして、最後の単語によって音がどのように代わるかを考えるチャンスにもなるのだ。

次は文章を目で追いながら聞き取れない単語に注意して読んでみる。続いて一問ずつリピートし、音声に重ねて音読してみる。最後に一人で音読してみよう。

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