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外国語脳(外国語が染み込む頭)の作り方 02.忙しくて時間がない人にはグロービッシュ英語を

とにかくすぐにでも英語が必要という事情を抱えるビジネスマンには、音読に取り組む時間もない。そんな人に伝われば十分という考え方のグロービッシュ英語(グローバル・イングリッシュ)を紹介したい。

訪問先で突然外国人が応対してくることがある。そんなとき、TOEIC900点ほどの実力を持っている人でも英語が口から全然出てこない。これは本人にしてはかなりショックなことだが、どんな形でもいいから、言葉として英語が口から出てくるようにしないといけないことはわかるだろう。

まずは、中学英語を音読することが英語脳を作る近道であることは説明したが、仕事のために早く使える英語を習得したい人には、電話応対などの基本フレーズに絞り、とにかく英語を口に出しまくる方法がいい。

自分で必要なフレーズを読み上げ、ボイス録音機能に録音し、それを通勤時や取引先までの移動時間に繰り返し聞き、声に出してみる。この方法がまさにグロービッシュの考え方をベースにした効果的な英語学習といえる。

グロービッシュは、完璧を目指さない、伝われば十分、と考える英語を母国語としないフランス人が考えた新しい英語の表現方法だ。具体的に言えば、基本、中学英語の1500語を使い、一文は15語以内でなるべく能動態を使うなどのルールがある。

伝われば十分というグロービッシュの考え方により、自分の仕事の範囲で使う英語に絞って練習すれば、早い上達が期待できる。間違えたら簡単な英語でもう一度言いなおし、ジェスチャーを併用することも非ネイティブ同士なら十分使える。

英語学習はどこまでいっても終わりがない。英語を語学ではなく、単なる意思疎通のツールとして考え、たどたどしくても、発音がおかしくても割り切って話す。そう考えると、英語に取り組みやすくなってくるはずだ。

ビジネス向けに範囲を絞った場合、文法や発音は後回しになるが、英語で話すことへのためらいがなくなれば、英語で考えるクセも身につきやすくなる。グロービッシュは実践を通した英語脳への近道になるだろう。

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