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外国語脳(外国語が染み込む頭)の作り方 04.イメージでつかむ基本の英語力

Atlasが20年の運営経験を踏まえ、短期間で実践的な英語力を身につけたいという人に勧めたいのが基本英語力強化だ。

Atlasの考える基本英語力とは、中学で習う基礎的な単語を使い切ることだ。例えば、comeという1つの動詞でも、come up, come back, come downなど数多くの表現ができる。それらの表現をどれだけ引き出せるのかが勝負になる。

日本人の多くは、comeというと、来る、という日本語をイメージするが、実際には上げる、現れる、起こる、移る、売り出されるなど、覚えきれないほどの表現ができる。それらの1つずつ丸暗記するわけにもいかないのでどうしたらいいものだろうか。

基本語のcomeがどれだけ多くの表現があっても、共通するイメージは必ずある。言語学では、それを基本イメージと呼んでいるが、こういった基本英語のイメージが頭に浮かぶようになると、日本語に置き換えずに、英語を英語で考えて捉えるようになれる。英語がグッと身近に感じるようになるはずだ。

英語の発想とは英語を日本語に置き換えるのではなく、英語のまま表現したり理解したりする、ネイティブ的な感覚のこと。一方の「基本の英語力」とは基本語を使いこなす力のこと。

基本語は誰でも知っている簡単な単語ばかりだが、基本語力となると上級者にとってもひとつの課題と言える。この二つは英語力の基盤。日本人にとっての日本語のように母国語は誰でも自然に身につけることができるが、外国語としての英語をマスターするには、二つを体系的に自覚的に学んでしまうことが一番の近道になるだろう。

もう一つ、日本語力に自信がある人ほど英語が上達しにくいワケだが、そんな人が英語を上達させる勉強法がある。

Atlas Kids(子供向けコース)を運営して10年以上経つが、子供は英語環境にいると、自然と話せるようになる。大人が英語の習得に苦労するのは日本語の能力が高いからというのが言語学的に理解できるようになってきた。

ちょっと意外なことに思われるかもしれないが、日本語なら適切な表現が浮かぶのに、英語では難しい、と感じる人は多い。そのもどかしさが英語の習得を妨げている。子供はシンプルなイメージをシンプルに言うから簡単に思える。専門的な用語を日本語で使っている人が、英語でもその水準を貫こうとしたら覚えるべき語彙の数もレベルの高さもケタ違いになるだろう。

そんな人へのアドバイスとして、1つ目は簡単な単語の組み合わせで、細かいニュアンスを伝える表現を学ぶ方法がある。それは音読と書き写しだ。特に洋画が好きな人にはぴったりの学習方法だが、医者や製薬関連などメディカル系英語なら「カッコーの巣の上で」「シッコ」「コンテイジョン」「パッチアダムス」などの作品がお勧めだ。

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