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10.Kindle外国語学習は新しい学習法の先駆け


私たち日本人は中学1年から多い人では10年以上英語の勉強をしています。しかし、英語をマスターしたという人はどれほどいるのでしょうか。

考えてみれば、国語以外の教科で数学でも小学校からたとえ文系でも10年以上勉強してきています。そもそも数学をマスターしたという人はどれほどいるのでしょうか。そう考えれば、英語をものにした人が多くないのも、おかしなことではないのかもしれません。

そもそも学校教育とはそのようなものかもしれません。学校教育はエキスパートを養成する機関ではないからです。しかし、私たちは英語を上達させたいと望んでいます。そのため日々勉強をしています。中学1年から数えて20年を超える人も多いのではないでしょうか。

語学学習は、紙の上だけの学習ではありません。当然紙の上での勉強もありますが、音声を使った耳や口のトレーニングもあります。そこが他の教科や学問との違いです。それゆえ、語学の習得は難しいのです。

その特殊性があるのですから、他の教科とは違う独自の学習方法があるのではないかと思います。これだけ脳科学が進んだ時代ですので、脳科学的に裏打ちされた新しい学習、習得法の提案が、脳科学者からあるのではないかと思います。

脳科学的に効果があるように、文字だけでなく、音声、耳、口のトレーニングも組み合わせた方法が開発されるのではと考えられます。その一つとして、学習アプリへの将来性に期待しています。

ただ現状のKindleの学習アプリはゲーム状態から抜けておらず、「問題を出し、正解なら勝ち、不正解なら負け、合計何点」と言うまさにゲームです。ゲームでも学習の一助になっているのであれば、それはそれでいいのでしょう。

ゲームが学習の動機付けになっているのでしたら、それはそれで成功です。しかし、脳科学を駆使して、文字、音声、そしてしゃべらせる発声を組み合わせ、語学の習得をさせるようなアプリの完成は時間の問題です。

一昔前、脳科学者がニンテンドーDSの脳トレソフトを開発し、脳トレやボケ防止になると広く流行りました。同じように、脳科学的に効果のあるアプリがきっと開発されると期待しています。それは単に文字だけでなく、音声、映像等も導入された新しい仕組みになるはずです。

このコラムで説明したKindleでの外国語学習法は、このような新しい学習法の先駆けになっているのではないかと思います。

Kindleのこのような画面、スピーカ、マイク、カメラなどの機能を考えますと、従来の語学学習の在り方を大きく変える可能性を秘めているように思います。学校でも教科書の電子書籍化は時間の問題ですから、生徒に配布されたタブレットを使って、脳科学的に効率的な新しい外国語教育が実施されるのも、それほど遠い未来ではありません。

具体的にどういう方法が行われるかは、今はわかりませんが、ただ、短期でマスターできる、素晴らしい方法が開発されることを大いに期待しています。このコラムで提案したことが、その一助になればと願っています。

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