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もう失敗しない外国語学習方法

教材は、目的に合わせて、それぞれの形態の特徴を生かしたものを選ぶのがいいだろうと思います。

例として自分の場合を挙げるのは少々気がひけますが、何をなぜ選んだかをよく説明できるのは自分についてなので、ご参考のために、私のフランス語学習についてお話します。
 

私は、大学時代にフランス語を学びましたが、当時の学習の仕方が読むことが中心だったのと、その後、フランス語を使う機会がほとんどなかったせいで、話したり聞いたりすることが苦手です。

特にフランス語を使わなくてはてはいけないニーズはないのですが、フランス語が話せる日本人の友だちなどを見ていると、せめてB1ぐらいにはなりたいと思います。そこで、ここ何年か断続的に、フランス語のブラッシュアップに挑んでいます。そのために使っているのは以下のような教材です。

ラルース英仏辞典

iPhoneアプリでダウンロードすると500円でした。私は、外国語の学習に辞書は必需品だと思います。一昔前は辞書と言えば、厚い本の形をしていて、知りたい言葉を引くのは少々時間がかかったので、私は辞書を引くのが好きではありませんでした。しかし、これなら必要な言葉に簡単にたどりつけるので、私でも簡単に使えます。

日本語とフランス語の辞書を選ばなかったのは、こちらのほうが安かったからです。仏和和仏辞典で定評のあるアプリは数千円します。たぶん、日本語のできる人でフランス語の勉強をしている人の数が、英語ができてフランス語の勉強をしている人の数よりずっと少ないからでしょう。ウェブ上の無料辞書もありますが、パソコンのそばにいなければ使えないので、出先やベッドの中で使うことを考えて、iPhoneアプリにしたのです。

Babylon(無料翻訳サイト)

辞書を使っても自分の言いたいことを何と言ったらいいかわからない時に使っています。Babylonは翻訳や外国語学習用のソフトウェアを売っている会社ですが、ウェブの翻訳サイトは無料で使え、30ヵ国語以上の言語、もちろん日本語にも対応しています。

iBabylonというiPhoneのアプリもありますが、文を入力するのは、パソコンのキーボードのほうが圧倒的に楽なので、私はあまり使っていません。携帯メールを書くのが速い人なら、苦にならないと思います。

BabbeliPhoneアプリ(有料アプリ)

これは英語を媒介にしてフランス語を学ぶアプリですが、他にも、主にヨーロッパで話されている9つの言語を学ぶアプリがあります。

ウェブサイトがメインのようで、iPhoneアプリでできることはかなり限られていますが、語彙のセクションがとても充実していて、IT関係の語彙など、他の教材ではなかなか見つからないものが入っているので、そのために使っています。練習は、フランス語を聞いて写真を選ぶとか、写真を見て、単語の最初の文字を選ぶ、あるいは文字を並べ替えて単語を作る、またフランス語の文の中に適当な単語を選んで入れるというもので、英語の知識はあまり必要ありません。

サンプルレッスンをやってみたところ、ウェブ版もとても良さそうなのですが、すべての機能を使うためには1ヶ月12.95ドル、6ヶ月契約だったら月当たり7.45ドルの使用料を払わないといけないので、かなりの週3,4回で継続的に使わないと元が取れないと思いました。

私の場合、フランス語学習に使える時間はせいぜい週に1,2回か、1回1時間しかありませでした。また、フランス語の勉強は気分転換のためにやっていますが、パソコンの前に座らないとできないのでは、場所や体の姿勢が仕事とまったく同じなので、あまり気分転換にならないというのもマイナス点でした。しかし、コミュニケーション志向が高いプログラムなので、私の目的には合っていました。

BusuuiPhoneアプリ(追加ユニットは有料)

外国語学習に特化したSNSで、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ロシア語、日本語、中国語、韓国語などが学べます。

欧州評議会のヨーロッパ言語共通参照枠を基準にしていて、A1からB2までのレベルがあります。話題別に、単語や表現を覚えたり、会話を聞いて、その内容について質問に答えたり、単語を並べ替えて文を作る練習があります。また、ここがSNSなのですが、自分で作文を書いて投稿すると、メンバーの誰かが添削をしてくれるというシステムもあります。

フランス語版に限って言えば、このアプリには、大人が外国語を話そうと思う時に使いたい単語や表現がたくさん出てくるので、なかなか便利です。また、内容を聞き取って理解する練習があるところ、自分の言いたいことを文にして添削してもらえるところも利点です。ただ、会話部分は、他の練習に出てこない表現も入っていて、ちょっと難しめです。また、作文もこのアプリの中にある練習だけで書くのはちょっと無理があり、別に学習教材を考える必要があるでしょう。

同じレベルの中のユニットは話題・場面別のモジュール式になっているので、ヨーロッパ言語共通参照枠をもとにして目標を立てた場合、それに合わせて使うユニットを選べます。そこは便利なのですが、追加ユニットは1レベル450円、B2まで全部買うと1500円とちょっと高めなので、購入するかどうか考慮中です。

旅の指差し会話帳 フランス語(書籍)

書店で買いました。1500円でした。最近の私のフランス語の勉強の中では、Atlasのマンツーマンレッスンに続いての大きな投資でした。

私がフランス語をほとんど話せない理由の一つは、基本的な教科書に載っているような単語は知っているけれど、日常生活のさまざまな場面で使う表現を知らないということです。この本は話題・場面別に、それに関係ある代表的な単語や文が集めてあるので、やさしい内容の日常会話ができるようになるためには役に立つだろうと思いました。

スマホアプリもありますが、本を買ったのは、本のほうが使い勝手がいいからです。あと、フランス語の発音は文字を見ればわかるレベルにいるので、単語や定型表現を学ぶのが目的だったら、音が出る必要はないと考えたことも理由です。

その後、Atlasのフランス人講師が私のフランス語学習をサポートしてくれるマンツーマンレッスンを3年間受けました。私のフランス語学習のためにやっていたのは、私が話したいことを辞書を使って準備していって、それを話す、彼女は私が間違っているところや、なんと言ったらいいかわからないことを教えてくれる、その後で、私はその内容を作文にして、次のレッスン時に彼女が添削してくれる、というようなものでした。私の書いた作文を音読してもらって、後で聞けるようにiPodtouchに録音したりもしました。

フランス映画(レンタルDVD)

ごくたまにですが、フランス語が使われている映画をレンタルして見ることもあります。主たる目的は気分転換に映画そのものを楽しむことですが、それでもよく使われる定型表現などに気がついて覚えることもあります。ストーリーがあるので、それを頼りに意味を推測できるところ、どんな役者がどんな状況で言っていたという記憶があるのでその表現を思い出す手がかりになるというところが、私にとっては利点です。

大好きな女優オドレイ・トトゥの映画スパニッシュ・アパートメントや8人の女たちやアメリ、世界的映画監督リュック・ベッソンのTAXIなどが私のお気に入りになっています。

いかがですか。私の教材の選択には、そもそもなぜフランス語を学びたいか、フランス語で何ができるようになりたいのか、ニーズはどのくらい緊急か、今、何ができるのか、どんな学習方法が好きなのか、時間やお金をどのくらいかける用意があるか、毎日の生活の中のどんな部分に、勉強の時間を作ろうとしているか、などいろいろな要素が影響していることがおわかりいただけたでしょうか。

教材はどれでも同じではありません。あなたの条件に合ったものを選ぶことが、学習をしやすくするためのコツです。

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