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もう失敗しない外国語学習方法

あなたの身につけたい外国語を○○語と呼ぶことにしましょう。あなたは○○語ができるようになったら何をしたいですか。あなたがそれをやっている姿を想像して、短い文章を書いてください。「私は~しています。」のように、現在形で書いてください。具体的に、詳しく書いてください。もし難しかったら、例えば、以下のような質問の答えにするといいかもしれません。

・あなたはどこにいますか?
・そこはどんなところですか?
・あなたは何をしていますか?
・周りにどんな人たちがいますか?
・その人たちは何をしていますか?
・あなたはどんな気持ちですか?

どうでしょう。「○○語ができるようになった私」を具体的にイメージすることができましたか?以下にあるのは、同じトレーニングをした人たちが書いたものです。

ドイツ語ができる私

「私はドイツを旅行している。観光地でのガイドの説明をすべて理解することができる。現地のドイツ人とドイツ語で会話して、仲良くなって一緒に写真をとって楽しんでいる。自分の気持ちを現地の人にドイツ語で伝えることができて、冗談を言ったり、楽しく会話ができてすごく満足している。」

英語とスペイン語ができる私

「私は外資系の広告代理店に勤めている。会社は日本国内にあるが、英語の本を出版している。私は英語でプレゼンをしたり、英語で書かれた雑誌や新聞を読んだりしている。ニューヨークから来たアメリカ人の編集者と英語やスペイン語で話し合いもする。そうしたことが抵抗なくできており、自分がこなせる仕事の幅が広がっている。視野も広がるので、仕事にはとても満足しているし、自信を持つことができている。」

中国語ができる私

「私は日本で中国語と日本語の同時通訳の仕事をしている。たまに翻訳の仕事もする。仕事がうまく行くたび、日本人に近いレベルになるために頑張っている自分に誇りを感じる。周りには、日本語を自分の国の言語にスムーズに変えることができる日本語の上手な外国人の友だちがたくさんいる。みんな国籍は違うけど、日本語だけで自由に話し合うことができる。」
 

これらの例にあるのは、「外国語を使う、理想の私」像です。あなたが「○○語ができるようになった私」について書いた文章も「○○語を使う、理想の私」像かもしれません。

(あれは「理想の私」像ではないと思っている方もいるかもしれませんが、大丈夫です。「○○語ができるようになった私」は何度でも書き換えることができるからです。新しい発見があった時、考えが変わった時、いつでも書き直しをしてください。)

外国語学習の研究者によると、「外国語を使う、理想の私」像がより具体的であればあるほど、外国語学習は続けやすくなるそうです。それは、さきほど書いたように、目標を絞り込むことで目標達成時期がより近づくからでもありますが、どうしたら目標が達成できるか、具体的な計画が立てやすくなるからでもあります。次は、計画を立てる時の第一歩として、自分は何ができるかを確認するにはどうしたらいいかというお話をします。

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